デジタルテレビ放送の「受信不良」

 デジタルテレビ放送の「受信不良」の原因には、「受信障害」と「受信設備不良」があります。

 「受信不良」の症状は原因に係わらず、「ブラックアウト」と「ブロックノイズ」になります。


ブラックアウトとブロックノイズ

テレビ受信障害事例

事例@ ブースター発振

◎症状の特徴

 特定のチャンネルが映らなくなります。

 障害は広範囲(100m〜1km程度)に発生することが多いです。

◎原因

 ご自宅か近隣宅で使用されているブースターの経年劣化や施工不良により、電波の異常発振が起こり、特定のチャンネルだけ障害を与えます。


ブースター発振


◎対策

 経年劣化したブースターの交換、または施工不良を改善


事例A 屋外照明(水銀灯)

◎症状の特徴

 日没頃から夜間にかけて、一部または全チャンネルが映らなくなります。

 症状は短い間隔で繰り返すときがあります。

◎原因

 水銀灯の老朽により自動点滅器に影響を与え、本来は完全に 点灯するものが動作が不安定となって点滅を繰り返し、点滅と同期して障害を与えます。


水銀灯の障害


◎対策

 水銀灯の交換

テレビ受信設備不良の主な原因

主な原因@ アンテナ : 種類、設置位置 ・ 高さ

◎お住まいの地域に即した性能のものを使用されていますか?

  アンテナは、一般的に素子数が多いほど利得は高くなります。

 送信所から離れるほど、その地域に届く電波は弱くなりますので、利得の高いアンテナの使用をお勧めします。


水銀灯の障害


◎アンテナの設置位置は適切ですか?

 設置場所や高さによって受信できる電波の強さが大きく変化することがありますので、全チャンネルが良好に受信できるように調整が必要です。

 アンテナの前方に電波を遮る障害物があるときは、可能な限り、障害物を避ける場所に設置しましょう。


水銀灯の障害


主な原因A 配線〜壁面テレビ端子

◎ケーブルの劣化や施工不良はありませんか?

  性能が保証されていない古いケーブルでは、経年劣化により、高い周波数のテレビ信号が弱くなることがあります。

  配線時にケーブルを極端に折り曲げたり、ケーブルを固定する際にケーブルの被覆を傷つけてしまったりすると、腐食しやすくなるほか、断線やショートの原因となります。

◎分岐器・分配器等の劣化又は施工不良はありませんか?

  宅内でテレビ信号を分配する分岐器や分配器、テレビを接続する壁面端子に経年劣化や施工不良があると、受信不良となるときがあります。

  分配器を使用せずに不適切な接続をしているときもテレビ信号が弱くなるため、受信不良の原因となります。


水銀灯の障害


テレビ「受信障害」と「受信設備不良」の見分け方


テレビ「受信障害」と「受信設備不良」の見分け方


テレビ受信障害の原因をご自身で調べるには?

 ご自宅で使用している身近な電気機器が原因の場合もありますので、映りの悪いテレビを見ながら、各電気機器の電源を切るか電源プラグを抜いて(※1)映りが良くなれば、その機器や関連している機器(接続している機器や連動している機器を含む)が原因の可能性があります。機器メーカーや設置業者などにご相談ください。

※1 電源を切ると設定がリセットされるなど、電源再投入後の動作に影響が出る場合がありますので、注意が必要です。電源プラグを抜き差しする際には、感電しないようご注意ください。

「受信障害」は、ご自宅内に原因があるとは限りません。ご自身で調査するのは困難な場合もあります。「受信障害」と思われる場合は、無理に調査せずに、お住まいの地域のクリーン協議会(※2)にご相談ください。

※2 受信障害に関するお問い合わせは、お住まいの地域の協議会へお願いいたします。各地域協議会の連絡先は、受信環境クリーン協議会のホームページ(http://www.clean-kyou.com/07linkmail/index.html)で、ご確認ください。