ラジオの受信障害
ラジオが受信障害を受けると、音が聞こえにくい、ピー・ガーといった雑音がはいる等の現象が起こります。
ただし、ラジオがうまく電波を受信できていないことが原因の場合もあります。
ラジオが聞こえにくいときは?
ラジオが聞こえにくいとときは、まずは次の点を試してみましょう。
これらを試しても改善されない場合、ご近所も含めて「受信障害」が発生している可能性があります。
アンテナを調整する
AMラジオは、内部アンテナで受信しています。ラジオの向きを変え、聞こえやすくなる向きを探してみましょう。
FMラジオは、外付けのアンテナで受信しています。外付けアンテナの長さや向きを変えてみましょう。
【AMラジオの場合】本体の向きを変える
【FMラジオの場合】アンテナの向きを変える
聞く場所を変える
ラジオの電波は建物の中では弱くなります。ラジオを窓の近くへ移動させてみてください。他の電気機器の影響で聞こえが悪くなる場合もあります。ラジオを別の場所へ移動させてみてください。
夜にAMラジオが聞こえにくい場合
AMラジオは電波の性質上、夜間になると近くのラジオ放送が聞こえにくくなったり、遠方のラジオ局の放送が聞こえる場合があります。
同じ放送でも違う周波数で放送していたり、FMラジオで放送していることがあります(FM補完放送)ので、お試しください。
受信障害かな? と思ったら
ラジオの近くの電気機器を調べてみましょう
ラジオの周囲にある電気機器が原因の場合があります。
聞こえの悪いラジオをつけたまま、近くにある電気機器の電源を切るか電源プラグを抜いてみます。聞こえが良くなれば、その機器や接続・連動している機器が原因の可能性があります。機器のメーカーや設置業者にご相談ください。
電源を切ると設定が消える等、機器によっては動作に影響が出る場合があります。取扱説明書をご確認の上、十分注意した上で行ってください。
電源プラグを抜き差しする際には、感電しないようご注意ください。
原因がわからない場合は
受信障害はさまざまな原因から発生するため、個人で原因を特定することは困難な場合があります。
受信障害かな? と思われた場合は、お住まいの地域のクリーン協議会にご相談ください。
ラジオの受信障害の事例
自宅内の電気設備によるもの
照明器具、パソコン等のデジタル機器から、受信障害がが発生する場合があります。
近隣の工場や電気設備等によるもの
近隣の工場や電気設備等から、受信障害が発生する場合があります。水銀灯やネオン照明等が原因の事例もあります。
建造物の建造により、電波が届きにくくなった場合
電波は物体で遮断される性質を持っています。建造物の建設により電波が遮られることで、受信障害が発生する場合があります。
インターネットラジオ
一部の放送局は、パソコンやスマートフォンから、インターネット経由でラジオ放送を聞ことができるサービスを実施しています。
雑音が少ない音でお聞きいただけますので、こちらもお試しください。
NHKラジオ「らじるらじる」
radiko
※通常のラジオ放送と、放送エリアが異なる場合があります。
※各放送局によって、必要なインターネット環境が異なる場合があります。
※インターネットラジオに接続するための通信費は、利用者の負担となります。
受信障害、ラジオの受信障害については、こちらのページで解説しています。